男性カラーコンサルタント エクスカラーのブログ

福岡のカラーコンサルタントがモノ・コトの可能性を拡げる"色"の情報をお届けします。

福岡でパーソナルカラー診断の受け直しの方に多いある共通点

標準光パーソナルカラー診断福岡

 

こんばんは、エクスカラーの有吉です。

コロナ禍の3連休も無事営業が終わりました。男性のお客様も2日連続でお越しになりとても嬉しく思います。

 

そんな中、気になった話題が本日のタイトルの通り「パーソナルカラー診断の受け直し」について

 

先日のお客様、20年ほど前にデパートでパーソナルカラー診断を受けたそうなのですが、どうも今その色が馴染まない気がする...ということでご来店くださいました。

 

当時は、Winterタイプ(ブルベ冬)と言われたそうですが、今回診断してみるとこちらではSpringタイプ(イエベ春)という結果になりました。

 

パーソナルカラーが変わったのでは?と思う方も多いかもしれませんが、基本的にパーソナルカラーは簡単に変化するものではありません。細かく分類する方法ならありえるかもしれませんが、4分類の方法ではなかなかないことです。

 

まして、SpringとWinterという真逆の結果になるとは思えません。

 

今回のように、診断結果が腑に落ちず、受け直しに来られる方も多いのですが、よくよくその時の状況を伺うと、ある共通点が見えてきます。

それは、

 

❶デパートのイベントのようなオープンスペースで受けていること

❷メイクを取らずに診断していたこと

❸照明が適切でなかったこと

 

 

❶ イベントのような形で診断を受けている

 

今もそうですが、パーソナルカラーがブームとなり、いろんな場所で簡単に受けられるようなイベントが行われています。デパートで、カフェで、美容室で...

しかし、無料でやる代わりに必要な手順を踏んでいない簡易的な形式であることや、人数を捌くことを優先した形で時間もかけられず、ちゃんと診断ができていないことが多いのです。

結果的には、後々心配になって受け直すことになり、このような中途半端な簡易診断は私たちは行いませんし、オススメもしません

 

❷ メイクを取っていない

 

これも、受け直しにつながる大きな理由。メイクをしたままでは、本来の肌の色や肌の質感などが正確にわからず正しい診断が行えないことが多いです。カラコンや、マツエク、アートメイクなども正しい判断を鈍らせるファクターです。

 

そもそも、❶のようなイベントだからメイクを取れない...などの理由なのかもしれませんが、プロの行う診断ではメイクをしたままではまず行いません。

キャリアがある方だから大丈夫、ということでもありません。

 

❸ 照明が適切でない

 

これはメイクよりも、もっと大事な原因です。このブログでも何度もお話いている通り、照明の質で色の見え方は大きく変わり、ちゃんと馴染んでいるかどうかの判断がつきにくいことが多いのです。その場では馴染んでいるように見えたのに、家に帰ったら、外で見てみたらなんか違う...

皆さんも買い物などで経験があるのではないでしょうか?

 

パーソナルカラーを専門とするサロンや、アナリストは、一般の商業施設や家庭用の一般の照明で診断をすることはありません。こちらでも"標準光"と呼ばれる、色を比較するときに必須の照明を常設しておりますし、出張講座など出先で診断を行う場合も、照明を持参しています。

 

ドレープよりも、照明の方がもっと大事な道具なのです。受け直しの方に聞いてみれば、これはほぼ当てはまっていますし、適切な照明でカラー診断が行われていないことが多いというのは、実はあまり知られていない事実です。

 

 

皆さんが20年後も変わらず、重宝できる色、楽しめる色をご提案するためにも、以上のような手抜きをせず、慎重に診断を行っておりますので、ぜひ気になったら専門のサロンにお越しください。

 

エクスカラーは福岡天神で"標準光"を使用しているサロンの一つです。

 

 

標準光を使用したパーソナルカラー診断

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パーソナルカラー診断に限らず、色を扱う現場では色を正しく評価するための照明(標準光)が必須です。色はその場の光によって見え方が大きく左右します。お客様の肌の色も、お客様に当てるカラードレープの色も、標準光を使用することで、天気や時間帯に左右されずいつも正しい状況で見ることができます。

 

自然光は、季節や時間帯、地域でバラバラ、雲がかかるだけでも照度が大きく変動し、とても不安定なためパーソナルカラー診断としては向かないことも多いのです。

 

最近では、このようなライトを使用して行うパーソナルカラー診断は行われていますが、光の種類(質)がとても重要です。

ただ明るく照らしているだけの光もあります。標準光は明るさが足りないから使用しているだけではなく、"本来の色"を写すためのものであり、一般的に使用されているそのようなライトとは違います。

 

ただ白いだけの光だけでなく、質的にも太陽光に限りなく近い最高水準の光、それでいて直接顔に当てても危険ではない光を使用しています(紫外線もカットされています)。

 

光は色を語る上で大前提の条件。パーソナルカラー診断の基本でもあるので、色を扱うパーソナルカラーアナリストとして、正確性や安全性の面から、カラー診断の照明には細心の注意を払っています。

 

光でどれだけ見えかたが違うのか?

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上の写真では、背景においている布は全て同じ真っ白な色の布です。

 

しかし照明の色や質が変わるだけで全然見えかたが違います。せっかくノーメイクでお越しくださったのに、肌の色が正しく見えていないということもあれば、お客様に当ていている布も色が変わっている、というのはもはや何を診断しているのかわからないということになりますね。

 

買い物をした時に、お店で見たときの色と家に帰って見た色が違うというよくあるトラブルもこのような原因です。

確かにその場に長くいれば、目は順応しますが、言い方を変えれば"感覚がずれていることに気づかないということ"です。

 

見た目がただ白いというだけでも適切でない光は多く、肉眼では気づくことができないことも多いのが難しいところですが、こちらでは光が適切かどうかを判断する試験紙(テストカード)を使用し、お客様にも確認していただけるようにしています。

 

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カラーコンサルタント/有吉知幸
--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント

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