ご来店くださったお客様にお話をお聞きしていると、大抵の方がSNSやYoutubeなどでパーソナルカラー診断の様子を見たことがあると仰います。
その中で多いのは、自己診断をしたという方。こんなこと聞いたことありませんか?
- 肌の色が...だとイエベ
- 瞳の色が...だとブルベ
- 血管の色が...だとブルベ
でもこれは、全ての人に当てはまるわけではなく、むしろごく一部の人にしか当てははまらないことと思ってください。実際に診断してみると、全然関係ないことはお客様自身が実感しています。
逆に言えば、"これらで判断するようなパーソナルカラー診断は受けない方が良いですよ"ということでもありますね。
そもそもですが、ちゃんと日々対面で丁寧に診断をしているプロのパーソナルカラーアナリストが自己診断を勧めることはまずありません。だって、自己診断できるなら自分の仕事要らなくないですか?アナリストに見てもらうメリットは、結果は自分でもわかるけど、ただ布があるだけ?ということになります。絶対にアンケートでもアプリでもできない、セオリー通りではないからこそ、実際に布を当てて診断するパーソナルカラーアナリストがいるというわけです。
そして実際に、自己診断が的中することはほとんどありません。殆どの方が"意外!""苦手と思っていた!"など、予想外のことになることが多いのです。でも自己診断をしても、いつもの使い慣れた色になるので、やっぱりね...で終わるのです。
勿論ご自身のことを客観的に見れている方は自己診断でも的中すると思うのですが、そもそも当たる当たらないってクイズ?おみくじ?という話ですよね。
パーソナルカラーアナリストになってわかったことは、春タイプはこういう人!という教科書のような人は殆どいないということ。むしろそれ以外の人の方が多いということです。
でも、大手ファッションブランドのウェブサイト、美容師さんのインスタなどに平気で血管の色が...など書かれています。
パーソナルカラー診断は、それくらいの知識でできるものと軽んじられているのは残念ですが、でも自己診断で実際にその方が輝くことにならないことが多いので、パーソナルカラーに興味を持っていただくツールとしてはありがたいものです。
でも、自己診断でイエベになったから、イエベのコスメ使ってた...ということもよくあるので、やはり安易に自己診断を勧めるものではないですね。
一生に一度で良いので、ぜひ一度サロンの方に受けにいらしてください。きっと新しい発見があると思いますよ。
標準光を使用したパーソナルカラー診断とは
パーソナルカラー診断に限らず、色を扱う現場では色を正しく評価するための照明(標準光)が必須です。色はその場の光によって見え方が大きく左右します。お客様の肌の色も、お客様に当てるカラードレープの色も、標準光を使用することで、天気や時間帯に左右されずいつも正しい状況で見ることができます。
自然光は、季節や時間帯、地域でバラバラ、雲がかかるだけでも照度が大きく変動し、とても不安定なためパーソナルカラー診断としては向かないことも多いのです。
デパートなどで買い物をしたけど、家に帰ったらなんか違う...という経験はありませんか、それも光が原因です。
色選びをするのに、照明が適切でないというケースは多く、そのためにパーソナルカラー診断の結果が変わったりすることも問題になっています。
光は色を語る上で大前提の条件。パーソナルカラー診断の基本でもあるので、色を扱うカラーコンサルタントとして、パーソナルカラーアナリストとしてカラー診断の照明には細心の注意を払っています。
[Office]
福岡市中央区天神2-3-10 天神パインクレスト815号
- 国体通り側のエントランスから入り、目の前のエレベータで8Fへ
- エレベータを出てすぐ左方向へ(「8F」という表示のある階段の方向へ)
- 「8F」の表示の左を通り抜けて進むと左に815号があります
カラーコンサルタント/有吉知幸
--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント
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