色彩に関する教育は、どのような分野においてもとても重要で、様々な業種の企業や大学、専門学校などでも取り入れられています。色が付いていないものはありませんので、衣食住すべてにおいて色のもつ性質や働きをよく理解して活かす機会があるということです。色は感覚的なものですが、知っておかなければならない理論も沢山あります。
企業や学校関係のご担当の方で、スキルアップの研修や勉強会などをお考えの方がいらっしゃいましたら、是非ご参考になさってください。
スキルアップから身だしなみ（魅力アップ）まで活かせるパーソナルカラー
一つ目はパーソナルカラーです。パーソナルカラーはオシャレのためにだけにあるわけではなく、一人一人が魅力的に見える（ビジネスでは、清潔感や信頼感、安心感、品のような好感を与える）色であるため、どのような方でも役立てていただけます。特に、営業や販売関係、自営業、経営者のような人（お客様）と接することが多い方には、普段から身だしなみの一つとして考えていただきたい内容です。エクスカラーは、九州でも少ない男性のパーソナルカラーリストが普段からパーソナルカラー診断を行なっております。メイクをしない男性は女性よりも色に対する苦手意識があるかもしれませんが、同じ男性目線から男女問わずご興味を持っていただける内容をお届けします。
また、パーソナルカラーの理論は、色彩検定などの内容にも出てこないのですが、配色理論としてもとても優れていて色彩センスを磨くためにも実用的な内容です。自分の身につける服の色だけでなく、店舗やオフィス、グラフィックやwebデザイン、住空間など様々な分野で活かせるため、業務内容でのスキルアップはもちろん、社員のモチベーションアップや魅力アップにつながるにもつながる万能な内容です。
特にパーソナルカラーが住環境などにおいても効果的であることはなかなか知られておりません。イエローベースやブルーベースというのはファッションだけでなくあらゆるカラーコーディネートにおいて基本中の基本。インテリア、エクステリア、フラワー、フード、などありとあらゆる分野の方に知っていただきたい内容です。
人間の心や体と色の関係を知る色彩心理
色がなぜ、大事かというと、人間は色に対して少なからず心や体が反応しているからです。好きか嫌いかという個人的な感覚ももちろんありますが、一般的に共通して見られる色と人間の心身との関係も沢山あります。商品パッケージの色や、住空間（インテリア）の色、広告デザインやwebサイトの色など、配色や色の使い方が間違っていると、違和感を感じ共感が得られなかったり、魅力的に見えなかったりします。見た目の派手さで目を引くのではなく、心を掴むというためには色彩心理をよく踏まえた色を考える必要があります。もちろん、パーソナルカラーと組み合わせて、身だしなみに活用することもできます。
また、色彩心理は保育や教育、医療、福祉関係の方々にもオススメです。子供はうまく言葉でコミュニケーションが取れないため、色を使った遊びの中で楽しみながらコミュニケーションを取るということができたり、子供が描く絵などからどんな気分なんだろうと考えることにつながります。また、高齢者や患者さんと接する医療や福祉現場でも人が安心して、過ごしやすい環境を作る上で色を環境づくりに活かすことはとても大事です。
色彩学や、景観色彩、住環境についての勉強会も
そのほかにも、クライアント様に合わせて必要な内容をこちらで企画いたします。色彩学をもとに色彩検定の勉強をしたい場合、自治体の環境課や都市計画課などで景観色彩について勉強したい場合、まちづくりに活かす色の情報についてなど、様々な目的に応じて色の基本から、カラーコンサルタントならではの情報までお届けします。
景観色彩に対する対策は年々全国でも進んでいます。ただ地味な色にするということが景観色彩ではなく、その地域の魅力を発信する、活かすということが大事で、周りと同じにならないためにもよく地域の特色を観察することも大事ですね。
福岡・佐賀をはじめ九州でも、社員研修、新人研修、職場勉強会などに是非、色を取り入れて見ませんか？内容や時間、人数に合わせご希望を伺いながらご提案させていただきます。
