梅雨明けとともに、一気に暑くなりましたね。7月に入り、博多は山笠で賑わっています。追い山が三連休と重なっていることもあり、外出されることも多いかと思いますが、くれぐれも熱中症にはお気をつけください...。
話は変わって、街中を歩いている人の日傘を観察していると、特に多く目にするのが、白、黒、紺。その中でも、最近では写真のような白黒カラーのものが増えているようです。
白は、光を反射はするけど、照り返しの影響を受ける色。黒は、吸収はするけど熱を溜め込む色。写真の日傘の色はそんな相反する二つの色を上手く活かした色使いなんですね。暑さ、紫外線対策にもってこいの配色です。
傘の形は、かなり昔から変わっていません。きっとある程度完成した形なのでしょう。でも、傘の"色"については、長い歴史の中でもここ最近まで、見過ごされていたことがあったということで、色の性質を上手く利用することで、一気に生まれ変わる商品もまだまだあるかもしれませんね。色は「性能」の一つでもあるというのを気づかされる話でした。
ちなみに、日傘は、色が白黒外でもアルミコーティングのような素材の加工などで対策しているものもあるようですよ。くれぐれも、白黒逆にしないように...。