ここ1週間、天気が崩れることもなく、例年よりも桜が長く咲いていた気がしますが、昨日も絶好の花見日和。
僕も友人と、那珂川町のとある花見スポットへ行ってきました。朝、場所取りに訪れたついでに、少し近くを散歩して回りました。近くを流れている川沿いにも桜が咲いておりとても綺麗でしたが、そんな中で気になったのが、この一角⬇︎。
小学生が描いたような絵が塀に残っているのですが、さすがに桜が咲いている時は、ない方が綺麗かもと思いました。落書きではないので、不快とまでは思わないですけどね。せっかくならもっと良い場所があったのではないか、と。
でも、福岡でこれよりも、過度なライトアップ(もはやイルミネーション)や、マンションや建物の派手すぎる色で、その前に咲いている桜が全然綺麗に見えないという場面をたくさん見かけました。主役の桜の色がくすんで、かすんで見えるんですよね。
住宅の色を考えるときは、その地域の色をよく調査するということがどれだけ大切かということがわかります。田園地帯なのか都市部なのか、地域ごとに浮いてしまう色が違うはずです。暖色系がいいのか、寒色系がいいのか、エリアカラーはなど...。
それから、カラープランニングは"一年を通した色"を想定するというのも大事だなと桜を見ていて勉強になりました。"春に桜が咲いたら..."、"紅葉が綺麗な時期には..."など、色を決めているその時間だけでなく、季節や時間の経過を考えること。
そう考えると、カラープランニングはただのカラーコーディネートではないなと改めて実感しました。流行やデザイン性だけではどこも同じものになってしまい、個性がなくなってしまいます。
オリジナリティのある色彩計画を考えようと考えたら、ぜひ一度カラーコンサルタントへお問い合わせください。