就職活動や、卒業式、4月には入社式。イベント続きでスーツ姿のおそらく学生さんたちをよく見かけます。いつも思うのが、黒のスーツの違和感。就職活動に黒が有りか無しかという議論もありますが、黒に負けて"頼りなく見える"人が多いということです。
先日、看護師をされているお客様からこんな話を聞きました。
その方は元々血色が悪く、メイクをしていない状態だと患者さんが逆に心配するからちゃんとメイクをしなさいと、新人の頃先輩に注意されたそうです。看護師さんは、患者さんを安心させる立場にあるため、自分たちが疲れていたり、具合が悪そうに見えたりしないようにも注意をしているのだそうです。研修期間、夜勤など特に疲れているときは。
そういえば、テレビドラマの『チームバチスタ』シリーズでも、西島秀俊さん演じる救命救急医が、これと同様の理由で真っ赤な口紅を付けさせられるというシーンがあったのを思い出しました。
僕も似たような経験があります。前に働いていた会社に入社した当時、歓迎会で連れて行ってもらったスナックのママに"全然新人ぽくない"と言われたことを思い出しました。貫禄があるとかそういうプラスな意味ではなく、単純にフレッシュさや、若々しさが感じられなかったのでしょう。
気のせいじゃ無い?と思われるかもしれませんが、人の表情や顔色、印象はそれだけお客様や患者さんには大事なことなのです。特に、男性の場合は疲れていても、メイクをすることがありません。チークで血色よく見せることもできませんね。そんな状態ではこの人に任せて大丈夫?といった信頼感にもつながることかもしれません。"やる気なさそうや覇気がない"というのも単純に精神論ではない可能性もあります。それだけ、色の影響は大きいのですが、意識して取り入れている人はまだ少ないです。
4月から新入社員となる人、ただいま就職活動中の学生、それから現在働いている方々、ぜひ自分にとってプラスになる色を今のうちに知っておいてください。"ネクタイの買い物に失敗するよりは..."、"自分磨きのため"と考えれば高い金額ではありません。学生の方には、学割価格で承っていますよ。