昨日は、冬至。日照時間が一番短い日ですね。
最近は、日が沈むのが早いので少しご予約受付の終了時間を早めております。カラー診断用の照明はもちろん使用しておりますが、補助光として太陽光はやはり必要(もちろん直接太陽光の当たる場所では行いませんが)なので、真夜中などにはカラー診断は行えません。
パーソナルカラー診断をしていると、照明や太陽光の光の色の変化まで気になるようになります。特にこの時期は午後2時くらいでも既に太陽光が赤みを帯びてきており、昼過ぎなのに、まるで夏の夕方のような色。太陽光というのも、刻一刻と変化しており、その光の下で色を見るというのは正確ではないと改めて実感しますし、太陽光の下でパーソナルカラー診断を行うということも現実的ではないですね。
上のローソンの看板の写真の色を見比べて頂ければ、同じ日でも、時間帯で全く色の見え方が違うということもわかると思います。
パーソナルカラー診断に専用の照明が必要な理由
なぜ、パーソナルカラー診断用の照明が必要かというと、安定的に、再現性がある状況で評価を行うということを考えれば、太陽光よりも人工の照明の方がメリットがあるからです。
上に書いたように、太陽光は季節や時間帯、天気によって(雲が一つかかっただけでも)大きく変わります。雲が少しかかっただけでも照度の数値は"桁"が変わる程です。
雲がかかったので晴れるまで待ちましょうとか、雨が降ったので本日の診断は延期で...というのも、さすがにお客様にとってはご迷惑な話ですし、次がいつ受けられるのかもわかりません。
決して、太陽光が全く駄目というわけでなく、色を見るために最適な条件になるケースがレアで、環境を揃えることも難しいため現実的ではないということです。
では、なぜわざわざ"カラー診断用の"と言っているかというと、人工の照明ならなんでも良いわけではないからです。
上の写真は、一般の家庭で使われている照明とその光の下で見た肌の色や、パーソナルカラー診断に使用するドレープの色の見え方の違いを示した写真です。
このような蛍光灯だけでなく、市販されているLED、デパートやオフィスなどで使用されている照明も含め、一見白っぽく見える光でも、このように色の見え方がバラバラで、そのほとんどが色を正しく見るための照明でありません。
カラー診断用の照明は何が違うかというと、色を正しく見るために必要な色温度、演色性、照度などの条件を考慮してセッティングしているものです。
私たち、パーソナルカラーリストは、パーソナルカラーを勉強するときには、色や光の性質についても勉強し、カラー診断のように色を見極める場面では、いかに光が重要であるかを知っているので、このように光にこだわっているのです。
エクスカラーでは、もちろん専用照明は常備しておりますが、 こちらにお越しいただいたお客様向けだけではなく、出張で診断を行う場合にも照明器具一式を必ず持参します。いつでも、カラー診断に必要な環境のクオリティを保つことが、お客様の納得や安心にもつながると考えています。
お客様からのお問い合わせの中には、診断用の照明を使っていますか?と言ったご質問もありますし、事前に情報を入手して調べてきてくださる方もいらっしゃいます。また、"色に関するこだわりが感じられたので選んだ"というお言葉もいただいております。
エクスカラーでは、色を専門にしていますので、今後も質の高いパーソナルカラー診断を行うために色のこと、光のこと追求していきたいと思っております。
メイクの色選びも解決
化粧品売り場で見た色と、家に帰って見た色が何か違う...という経験は多くの方がなさっています。化粧品に限らず、服でも同じです。また、お店の人に似合うと言われたけど、実際に日頃つけていても違和感を感じるという話も聞きます。
少なくとも、色が正しく見える場所でなければ、本当に合っているかを判断するのは難しいでしょう。ですからお持ちいただいたメイク用品もカラー診断用の照明の前で本当に合っているかも確認できます。
ファンデーションなどの色を手首など、顔以外のところで判断するようなケースや、機械で色を測定することもあるようですが、ノーメイクの状態で顔に乗せて確認するのが一番です。腕の色は厳密には顔の肌の色と違うことも珍しくありません。
また、ファンデーションの色でカラー診断をするというのも、それが本当のパーソナルカラーがわかるかはわかりませんので、もしパーソナルカラーを知りたいという方は、一度パーソナルカラーリストが行うカラー診断(ノーメイクで布を当てる)を受けることをお薦めします。
ちなみに、パーソナルカラー診断をメイクを取らずに行うというのはNGなので、お気をつけくださいね。
男性向けのパーソナルカラー診断/カラー研修はお任せください
福岡博多のカラーコンサルタント/エクスカラーは男性のパーソナルカラーアナリストが診断を行っております。福岡を始め九州でも僅かしかいない男性のカラーリストです。
今後増えていく男性を対象としたパーソナルカラー診断やカラーのアドバイスなど、是非お任せください(福岡県外からのお問い合わせもお待ちしております)。
男性をターゲットとした、スーツ(オーダースーツ)/アパレル/美容関係、婚活/ウェディング関係、などのお客様向けのサービスとしてのサポートなどもさせていただきます。また、就職活動の学生支援や、企業内での研修や勉強会などにもパーソナルカラーを始め、様々な色のテーマでお応えできますので、是非ご相談ください。
男性目線で意見が欲しい、男性の方が相談しやすいというご感想も頂いております。
標準光を使用したパーソナルカラー診断とは
パーソナルカラー診断に限らず、色を扱う現場では色を正しく評価するための照明(標準光)が必須です。色はその場の光によって見え方が大きく左右します。お客様の肌の色も、お客様に当てるカラードレープの色も、標準光を使用することで、天気や時間帯に左右されずいつも正しい状況で見ることができます。
自然光は、季節や時間帯、地域でバラバラ、雲がかかるだけでも照度が大きく変動し、とても不安定なためカラー診断としては向かないことも多いのです。
パーソナルカラー診断で大事なのは、お客様自身が納得するということ。カラーリストがこう言ったからではなく、お客様が確かにこっちの方がいいな...と実感していただくことで、今後の活かし方が大きく変わります。カラーリストはもちろん、お客様も色の違いがわかりやすいというのも標準光のメリットです。
デパートなどで買い物をしたけど、家に帰ったらなんか違う...という経験がある方は多いと思いますが、それも光が原因です。色選びをするのに、照明が適切でないというケースは多く、そのために診断結果が変わったりすることも問題になっています。
光は色を語る上で大前提の条件。パーソナルカラーの基本でもあるので、せっかくパーソナルカラー診断を受けるなら、カラー診断用照明があるところで受けることをオススメします。
県外からもアクセスしやすい博多駅エリアで
福岡市外からだけでなく県外からのお客様もいらっしゃいます。JR、バス、地下鉄とアクセスの良い場所にありますので、ちょっと博多までというついでにでもいかがですか?当日予約も可能な場合は承りますので、少し時間が空いたのでという場合もご相談ください(ご予約優先)。
場所は博多駅前通り(JR博多駅博多口を出て、西日本シティ銀行のビルがある通り)をまっすぐキャナルシティ博多方面に進んでいただくと、右手にあるオフィスビル(TKビル)です。お客様だけのプライベートな空間ですので、イベントなどのようにノーメイクを見られることもありませんのでご安心ください。