ここ数年でパーソナルカラーのことが知られるようになったことはとても嬉しいことですが、その反面"デメリット"が増えてきました。
それは、色々な情報があり、色々な理論が溢れてしまい錯綜していることです。例えば
- 何回も受けて違う結果が出て迷子になる
- 根拠のない情報が出回っている
- 訓練を受けていない人が診断をしている などです
私たちからすれば、真偽はすぐにわかるものですが、一般にパーソナルカラーを受けてみようかなと思った方にはそれは見抜けないこと。ですので、それはパーソナルカラー診断とは呼べないですよ...というものでも、ご本人はパーソナルカラー診断を受けたことがある、と思っていたりするものです。
まず、パーソナルカラー診断をすることは知識ではなく、技術なのでトレーニングが必要です。
例えばお寿司屋さんに例えてみるとどうでしょうか。
- 本を見て寿司の握り方を勉強しました！
- 寿司の握り方検定に合格したので、寿司屋を開きます！
- SNSでよく言われているやり方で握れるようになりました！
- 3日で学べる講座で寿司握れるようになりました！
- Youtubeで寿司の握り方勉強しました！
どうでしょうか？皆さんは本場のお寿司屋さんに弟子入りして、目で見て肌で感じて勉強しようと思いませんか？3日で握れるようになる！を信じますか？
パーソナルカラーも同じことです。
それから次のようなパターンはどうでしょう？
- 基本の寿司の握り方をマスターしていない方が、新しい握り方で寿司を開発する
- まだ修行中の身の人が、今のやり方ではダメだと否定する
- 基本の握り方を実はよく知らない。
- 寿司の専門家でもない人から学ぶ
- 現役の寿司屋ではなく、現場から離れた人から学ぶ
- 料理の理論や手順の意味も理解せずに握っている
新しいものを生み出すとしても、かなりの熟練の人が、ようやく辿り着く境地だと思うのです。
パーソナルカラーも同じことです。
伝統的な寿司の握り方というのは、パーソナルカラー診断でいう４シーズンの理論です。これ自体がとても奥が深く難しいもの。何年も何十年もかけて腕を磨くものです。米の炊き方、シャリの握り方を簡単でしょと思うかどうかの話です。
皆さんは、どんなお寿司屋さんに弟子入りしたいでしょうか。
どんなお寿司屋さんでお寿司を食べたいでしょうか🍣 もちろん価値観は色々。
言い忘れましたが、パーソナルカラー診断は一生に一度。
上の話は一生に一回食べるお寿司の話です。
標準光を使用したパーソナルカラー診断とは
パーソナルカラー診断に限らず、色を扱う現場では色を正しく評価するための照明（標準光）が必須です。色はその場の光によって見え方が大きく左右します。お客様の肌の色も、お客様に当てるカラードレープの色も、標準光を使用することで、天気や時間帯に左右されずいつも正しい状況で見ることができます。
自然光は、季節や時間帯、地域でバラバラ、雲がかかるだけでも照度が大きく変動し、とても不安定なためパーソナルカラー診断としては向かないことも多いのです。
デパートなどで買い物をしたけど、家に帰ったらなんか違う...という経験はありませんか、それも光が原因です。
色選びをするのに、照明が適切でないというケースは多く、そのためにパーソナルカラー診断の結果が変わったりすることも問題になっています。
光は色を語る上で大前提の条件。パーソナルカラー診断の基本でもあるので、色を扱うカラーコンサルタントとして、パーソナルカラーアナリストとしてカラー診断の照明には細心の注意を払っています。
[Office]
福岡市中央区天神2-3-10 天神パインクレスト815号
- 国体通り側のエントランスから入り、目の前のエレベータで8Fへ
- エレベータを出てすぐ左方向へ（「8F」という表示のある階段の方向へ）
- 「8F」の表示の左を通り抜けて進むと左に815号があります
カラーコンサルタント/有吉知幸
--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント
▼ご予約などはこちらから（クリックするとリンク画面が開きます）
※携帯のアドレスからのメールは返信が届かないこともありますので、
ドメイン指定受信などの設定にお気をつけください。
24時間以内に返信がない場合はお手数ですが、改めてお電話でご連絡ください。
