こんにちは、福岡天神のカラーコンサルタント エクスカラーです。
只今福岡でも緊急事態宣言発令中のため、外出を自粛している方に、パーソナルカラーをより楽しく知ってもらうために、色々な情報をお届けしたいと思います。
今日も前回に引き続きベースの考え方について。前回はイエローベースとブルーベースの由来についてお話をしました。
なぜ、黄みと青みという発想になったのかという話でした。
考えてみると、こういうことに気づいた人の観察眼は本当にすごいですよね。自然の色をこんな見方をしているなんて自分には考えられません。
今回は少しパーソナルカラーに"詳しい方""マニアな方"向けの内容です。
現在でもパーソナルカラーはこのイエローベースとブルーベースを基本とすることがほとんどなのですが、中にはイエローベースとブルーベースの"間"のグループ、ベースがあるという考え方が存在しています。
まず、前回お話したイエローベースとブルーベースのルーツから行くと、世の中の色は黄みの色と青みの色のいずれかに分類されるというのが、基本原則です。
例えば、白、黒、グレーのような色みのない色(青みも黄みもない色)でもブルーベースに含まれます。
なぜ?と言われれば、イエローベースとブルーベースの基準は、黄みと青みだけでなく日向の色(暖かみを感じる色)か日陰の色(涼しさを感じる色)かという基準でも分けられるからです。
では、なぜイエローベースとブルーベースでもないグループが必要になったのかと言われると、"どちらとも言えない"という診断結果からの流れだと考えられます。
パーソナルカラーで、"どちらでもない"もしくは"どちらでもある"という結果は、まずありません。それは正しく診断できていないだけです。パーソナルカラーはただ似合うかではなくて、どちらが"より"その方の個性が輝くかをみるもの。
どっちが似合う?ならどっちも似合う...で良いと思います。
どちらが私らしい?に対してどっちも良い...は違うと思いません?
そして、診断をした人がそれを見分けられなかっただけということもあります。もちろん、人の個性だからこそそんなにきっちりと分類できないのは大前提です。
でも、診断をする人の都合で本来ないはずのグループを作るということ、色彩学の中でもとても優れた理論を、パーソナルカラーリストが理屈もよく知らずに簡単に変えてしまうというのは、違和感でしかありません。
ちなみに、わたしがこちらで診断をしている中で、どちらでも良いまたは、中間のタイプという診断をしたことはありません。今後もし有ったとしたら、それは自分が未熟だから見抜けないことだと真っ先に思います。4分類だからではダメなんだ...とは思いません。
"グリーンベース"という言葉があります。イエローベースとブルーベースの中間だから、イエローとブルーを混ぜてグリーンなのでしょう。
でも前回の理論を知った皆様は、なんて安直な...と思いますよね。
自然の色の中に、緑みの色はありません。
パーソナルカラーの診断は人によって難しいことも多いです。でも診断をするカラーリストが都合の良い解釈で改変していっているからこそ、より複雑化してわからなくなっている気がします。
4分類のパーソナルカラーでもとても奥が深いんです。それを覆すなんてよっぽどの経験や知識、発想のオリジナリティがなければできないことです。
深みにはまると、根拠のない理論がたくさん出てきて、方向性を見失い結局何が正しいか分からず、迷ってしまうのは自分自身です。そして最終的にはパーソナルカラーって結局何なの?という不信感になります。
まずは、ベーシックな理論、ベーシックなパーソナルカラーを知ることが一番だと思います。
エクスカラーの標準光パーソナルカラー診断は、
パーソナルカラー診断という色の評価には不可欠な標準光を使用しており、
時間帯や天気に影響されずいつも適切な条件で、カラー診断が行えるよう環境を整えています。
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