こんばんは、福岡天神でパーソナルカラー診断をはじめカラーのコンサルティングを行っているエクスカラーです。
只今福岡でも緊急事態宣言発令中のため、外出を自粛している方に、パーソナルカラーをより楽しく知ってもらうために、色々な情報をお届けしたいと思います。
今回もパーソナルカラーの基本となる、イエローベース、ブルーベースの話。
前回は、イローベースとブルーベースの定義について話ししましたが、そもそも何で黄みと青みに分けようと思ったのか?ってご存知の方は少ないのではないでしょうか?
実はこれを知ると、現在のパーソナルカラーで言われているベースという考え方がとてもめちゃくちゃになっていることがわかります。
一番最初の写真を見てください。葉っぱの写真がありますね。
葉っぱの緑色を見た時に、日向の色と日陰の色が違って見えるのはわかりますね?これはもちろん当たり前のこと。光が当たれば明るいし、影になれば暗くなります。
ところが、面白いのはここから。
日陰の葉っぱの緑をだんだん明るくしても、日向の色にはならないのです。
日陰の色は、緑でも青緑のような色で、日向の色は緑でも黄緑のような色をしています。
色彩学の勉強でも出てくるのですが、自然界の色は、
日が当たっている部分は黄みを帯びてみえ、日陰の部分は青みを帯びて見える
というルールがあるのです。
黄みと青みのグループに分けるという発想は、これがベースになっていると考えられます。色彩学という学問としては、このような発見はずっと前からあったのですが、これを実際のカラーコーディネートなどに取り入れられたのが、半世紀以上前のアメリカ。
世の中の色は全て黄みを帯びた色と青みを帯びた色に分けられるという考えを元に、当時は、インテリアのカラーコーディネートなどで活用されたようです。
自然界の色というのは、とても美しく調和しています。だからこそ、その自然の色の見え方をお手本にすると、配色がとても自然で美しく見えるということで、今でも色々なところで参考になる考え方なのです。
パーソナルカラーで似合う色がどうこうというだけでなく、色の組み合わせを考えるとにも使えるので、ぜひ取り入れて見てください。
例えば、インテリアのコーディネート、フラワーコーディネート、テーブルコーディネート、ファッションでのコーディネートなど...
では、次回はパーソナルカラーの話に戻ります。最近耳にすることもある、イエローベースとブルーベースの"間"という考え方についてお話ししたいと思います。
Instagramの方には、自然の色をサンプリングして、イエローベースとブルーベースの配色を載せておりますので是非ご覧ください。
@ExcolorCc
エクスカラーの標準光パーソナルカラー診断は、
パーソナルカラー診断という色の評価には不可欠な標準光を使用しており、
時間帯や天気に影響されずいつも適切な条件で、カラー診断が行えるよう環境を整えています。
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