福岡天神のエクスカラーには、最近は20代のお客様も大変多くお越しいただいております。特に春休みに入った時期、卒業を控えた時期ということもあるかもしれませんね。
学生の方でも、就職活動に、成人式に、卒業式に様々なイベントごとにも活用できますので色を有効活用していただきたいと思っています。早いうちから知っておいても損はないと思います。
ただ、その中で一つ最近思うのは...
パーソナルカラーこそが"正しい"と思われていないだろうかということ。
全ての人が色を楽しんで使っているというわけではないと思いますし、色って難しい、ストレスになるという方には、一つの色選びの指針としてパーソナルカラーを活用していただきたいとは思っていますが、
それ以外の色がダメと思わないで欲しいのです。
パーソナルカラー以外の色でもちゃんと着こなすことはできます。
コレを言うと、じゃあなんのためのカラー診断なのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
パーソナルカラー診断とは、似合うかどうかではなく、無難や普通、平凡に見えるのではなく、その人らしさが際立つ、輝いて見える色を見つけているのです。
パーソナルカラーが本当に好きな色だったのならそのままでいいと思うのですが、好きな色とは違ったという方も、自分の好みの色が"ダメだった"と思う必要はありません。それ以上の色があったということなのです。
ベストシーズンの色はとても素敵に見えるので、それ以外はそれには及ばないというだけで、"どこまでが似合うかどこからが似合わないか"というものを細かく決めていくことが診断なのではないと思っています。
細かく区分していくにつれ主観が入りやすくなっていきます。そういった点も、細分化の診断をしないという理由の一つです。
よく
失敗したくない
という言葉を耳にします。それを聞くと、パーソナルカラーにあまり縛られないようにして欲しいとも思います。
もちろん無駄な出費は抑えたいですし、ワードローブも効率よく活用したい、そういった目的で受けるのがパーソナルカラー診断でもあるので、矛盾したことを言っているかもしれませんが、
一番大事なのは、どのトーンの色が印象がいいかではなく、自分の魅力はどんなところなのか、ということに気づくこともパーソナルカラー診断です。
スプリングの方は、◯◯トーンの色が肌ツヤが良く明るく見えるというそんな無機質な捉え方なのではなく、
透明感やフレッシュ、若々しさ、ナチュラルな、というような魅力が自分にあるんだなと新しい発見をしてもらうことも大事な目的なのです。
"診断"という言葉があると、それが正解のように捉えてしまうかもしれません。
確かに診断結果は"一番オススメ"なものではあるのですが、◯かNGかという極端な捉え方なのではなく、△だってあるというのが大事なことではないかと思います。
自分自身もパーソナルカラーというものを少しずつ理解していくにつれて、その意味がただ顔映りが良い色だけではないということを実感しています。
パーソナルカラーを楽しむというのは、自分自身を楽しむということだと思いますので、似合ってるか?おかしくないか?という"他人から"目線で見るのではなく自分軸を持てるような方向で活用して頂ければと思います。
また、ベストでなかった色も、自分のイメージに合うスタイルに取り入れるとまた、その人らしさを活かしたファッションとして活用することもできます。
それがイメージコンサルティング。詳しくは過去のブログをごらんください。
標準光を使用したパーソナルカラー診断
パーソナルカラー診断に限らず、色を扱う現場では色を正しく評価するための照明(標準光)が必須です。色はその場の光によって見え方が大きく左右します。お客様の肌の色も、お客様に当てるカラードレープの色も、標準光を使用することで、天気や時間帯に左右されずいつも正しい状況で見ることができます。
自然光は、季節や時間帯、地域でバラバラ、雲がかかるだけでも照度が大きく変動し、とても不安定なためパーソナルカラー診断としては向かないことも多いのです。
最近では、このようなライトを使用して行うパーソナルカラー診断は行われていますが、光の種類(質)がとても重要です。
ただ明るく照らしているだけの光もあります。標準光は明るさが足りないから使用しているだけではなく、"本来の色"を写すためのものであり、一般的に使用されているそのようなライトとは違います。
ただ白いだけの光だけでなく、質的にも太陽光に限りなく近い最高水準の光、それでいて直接顔に当てても危険ではない光を使用しています(紫外線もカットされています)。
光は色を語る上で大前提の条件。パーソナルカラー診断の基本でもあるので、色を扱うパーソナルカラーアナリストとして、正確性や安全性の面から、カラー診断の照明には細心の注意を払っています。
光でどれだけ見えかたが違うのか?
上の写真では、背景においている布は全て同じ真っ白な色の布です。
しかし照明の色や質が変わるだけで全然見えかたが違います。せっかくノーメイクでお越しくださったのに、肌の色が正しく見えていないということもあれば、お客様に当ていている布も色が変わっている、というのはもはや何を診断しているのかわからないということになりますね。
買い物をした時に、お店で見たときの色と家に帰って見た色が違うというよくあるトラブルもこのような原因です。
確かにその場に長くいれば、目は順応しますが、言い方を変えれば"感覚がずれていることに気づかないということ"です。
見た目がただ白いというだけでも適切でない光は多く、肉眼では気づくことができないことも多いのが難しいところですが、こちらでは光が適切かどうかを判断する試験紙(テストカード)を使用し、お客様にも確認していただけるようにしています。
[Office]
福岡市中央区天神2-3-10 天神パインクレスト815号
- 国体通り側のエントランスから入り、目の前のエレベータで8Fへ
- エレベータを出てすぐ左方向へ(「8F」という表示のある階段の方向へ)
- 「8F」の表示の左を通り抜けて進むと左に815号があります
エクスカラーの標準光パーソナルカラー診断は、
パーソナルカラー診断という色の評価には不可欠な標準光を使用しており、
時間帯や天気に影響されずいつも適切な条件で、カラー診断が行えるよう環境を整えています。
福岡天神エリアのサロンにて常駐しており、当日のご予約も対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
男性女性問わず承ります。グループでのお申し込みも可能ですよ。
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カラーコンサルタント/有吉知幸
--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント
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