今日のブログでは、僕自身の体験談を書こうと思います。というのは、これまでにパーソナルカラー診断を何回も受け、そして結果がバラバラだったからです。
ではなぜ、その中から何が正しいと思えたのか、どれに納得できたのか。そんな話です。ただでさえ、人の目で見る以上意見が分かれてもおかしくないパーソナルカラー診断だからこそ、どこに気をつけなくてはいけないかがわかりました。
そして、まだパーソナルカラー診断を受けたたことがない方が情報に惑わされて後悔するようなことがないように、カラー診断を受けたのにいまいち納得できなかった方のための解決になるように、少し書こうと思います。
最初に受けたパーソナルカラー診断
僕が最初にパーソナルカラー診断を受けたのは、まだ30歳になる前だったのでもう6年前くらいでしょうか。その時は、まだ色の勉強を始めたばかりの頃で、パーソナルカラーって何?っていうレベルの頃。
その時に受けたのは、4シーズンのスタンダードなもの。
パーソナルカラーの勉強をした方々が行うイベントのような形式。もちろん先生もチェックしてくださる形で。
結果は「秋(オータム)」となりました。個人的には割と納得していました。秋の色が好きだったし、それが合っていると言われるとやはり嬉しいものです。
確かに、言われたことは納得できたし、そうなのかと思いました。
2回目に受けたパーソナルカラー診断
それからしばらくして、色の勉強を本格的に進める中で講座の中で診断を受けたり、モデルなどで受けさせてもらえるケースがありました。
当時は関西にいたのですが、4シーズンではない1◯タイプというのも受けました。それが2回目。
受ける前には、そちらの代表の先生が「私は、これまでのデータから(布を当てなくても)頭の中でどのタイプかがわかるんです」とおっしゃってました。
そして、その時に「ウィンターじゃないの?」と。
実際には、別の担当の先生が行なっている授業で、モデルとして診てもらったのですが、
結果は「冬(正確には〇〇ウィンターという感じ)」、ちなみにセカンドは「夏(こちらも〇〇サマーのような呼び方)」
正直、今思うとなぜ?何を基準にブルーベースになったのか?理由をあまり覚えていません...。
ただ、そう言われると、持っていたブルーベースの服を着るようになりました。
3回目に受けたパーソナルカラー診断
そして、3回目は自分がパーソナルカラーアナリストの講座を受け始めた時に受けたもの。実は僕自身2回パーソナルカラーの勉強をしているのですが、その1回目ということになります。
結果は「秋(オータム)」。
やっぱり。確かにブルーベース(特にサマー)は顔色悪いよな...と感じました。
ただ、この当時、正直イエローベース、ブルーベースどちらの服も来ていたと思います。好きな色も着たらいいというのはもちろんですが、結局色々言われると、見る人によって違うようなもので、ものすごく曖昧に感じて来たからです。
4回目に受けたパーソナルカラー診断
一度パーソナルカラーの勉強をして、資格のようなものを取得したのですが、いまいち自信を持って行える状態にありませんでした。
たくさんの布を当てているうちに時間がかかったり、判断基準に迷ったり。なんだかこの状態でお金をもらって診断していいのかと思っていた頃、実家のある福岡に戻って来ました。
そこで、現在もお世話になっているイルドクルールにてパーソナルカラーの勉強をやり直すことになります。
きっかけは別の講座を受けていた時に、モデルでパーソナルカラーの授業に参加した時(これまでと同じような形)。
ちなみに、この時これまでの結果から自分をオータムと思っていましたし、そこまでそれにもこだわらず、いろいろな服を着ていました。
結果は、「春(スプリング)」。 は?
この瞬間に、春夏秋冬制覇しました。皆さんだったらこんな時、どう思うでしょうか?どれを信じますか?
多数決で秋だと思うか、最後に受けたものが印象に残るので春か、いやこれだけコロコロ変わるならもうどうでもいいんではないか...と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、僕はこの最後の今までではありえなかった結果を一番信じることができました。それは今まで受けたものとは診断の仕方が全く違ったからです。
パーソナルカラー診断の結果に納得できた理由
今までではありえなかったスプリングという結果が、自然と一番腑に落ちた大きな理由があります。
その1つ目は、パーソナルカラー診断で"何を見られたか"ということです。
よくパーソナルカラーは"肌、瞳、髪の色に調和する色のことです"と言われますよね?でもそれだけではありません。肌の色や瞳、髪だけでなくその方の個性全体です。
パーソナルカラー診断とは、この個性を捉えるということが大事です。これまではそんな観察やカウンセリングの時間はなく、パッといきなり布を当てられました。しかも順番に春夏秋冬の4枚の布を順番にめくる形で。
でも、大切なのはどんな個性の持ち主なのかをパッと見の印象だけでなく、じっくりと観察すること。そういった観察の手順の一つ一つの理由を説明を受けながら、なぜ自分はスプリングなのかを明確に示されたからです。
これは今までにはなかったカラー診断でした。
ただ、色々な布をただ順番通りに当てて、この布が合いますねーと言われただけのパーソナルカラー診断しか受けたことがなかったからです。
その中で、自分の個性は、顔のパーツなども含めた全体の個性からスプリングの要素があるということも気づきました。
それを聞いた時に、ウィンターやオータムではないこともわかりました。
そして納得につながったもう一つの理由は、どんな比較の仕方をしたかということ。
最近は動画などでもパーソナルカラー診断の様子が見られますが、大体の場合は同じ赤系や青系の色を4枚重ねて順番にめくり、これがいいですねーとかこれは顔色が悪いですねーとかやっています。
僕がこれまでに受けていたのも、この形式。なぜ黄色?なぜこの色から?そんな納得いく説明や理由もなく、全員同じようにめくっていく。
でも、このやり方では正確に比較ができていないことも知りました。だから結果が間違うんだということも。
パーソナルカラー診断は感性で評価するものだからこそ、誤差が出ないようにできるだけ、公平に中立な立場で比較しなければいけないのに、上記のやり方では意味がないのです。
本当はさらにもう一つ大きな理由があります。それは光。
僕の場合は、過去に受けた場所は適切な場所だったため、光が原因での間違いではありませんでした。ただし、パーソナルカラー診断をするための光が適切でないというケースがほとんどです。
SNSなどでも写真がよくアップされていますが、その写真で、光が適切でないことがわかります。でもそれを載せているということは、光の管理を全然していない(もっと言うとカラーリスト自体が光の重要性を認識していない)ということです。
光が適切でないというのは、色を分析するにあたって致命的なマイナス、というかカラー診断をできる状態ではないということなんです。
光に関する記事はこちらを参考に。
今、お客様にパーソナルカラー診断をする時に心がけているのは、一つ一つ納得していただくための理由をご説明すること。
お客様がなぜウィンターではないのか、スプリングの要素はどこにあるのか、肌以外にもどんなところを見ているのか、なぜその方にはこの色の布を当てるのか、なぜこちらの方が良いのか。なぜこの光を使わなければならないのか。
そして、こちらから結果をいうのではなくて、お客様が自分で気づいてくださるような診断を心がけています。そう言われたから...だと、次第にそう思えてきて納得してしまうからです。
この時にお連れの方がいらっしゃると、なおはっきり意見を言ってくださいます。
パーソナルカラー診断は、やっていることは単純に布を当てているだけのように見えますが、その前のカウンセリング(個性の観察)やドレーピング(布選びと当て方)に大きな工夫があり、そこで診断に誤差が生じることも多いと思います。それから光の環境ですね。
エクスカラーでのパーソナルカラー診断は、そういった迷子になって混乱している方にも今までのがなぜ違っていたのかの納得にもつながると思います。
一度でいいはずのパーソナルカラー診断ですから、納得して一生使えるようにしっかり診断させていただきます。
[New Office] 4/13より福岡天神に移転OPEN
福岡市中央区天神2-3-10 天神パインクレスト815号
- 国体通り側のエントランスから入り、目の前のエレベータで8Fへ
- エレベータを出てすぐ左方向へ(「8F」という表示のある階段の方向へ)
- 「8F」の表示の左を通り抜けて進むと左に815号があります
エクスカラーの標準光パーソナルカラー診断は、
パーソナルカラー診断という色の評価には不可欠な標準光を使用しており、
時間帯や天気に影響されずいつも適切な条件で、カラー診断が行えるよう環境を整えています。
福岡天神エリアのサロンにて常駐しており、当日のご予約も対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
男性女性問わず承ります。グループでのお申し込みも可能ですよ。
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--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント
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