Oggi.jpの記事で、低ストレス者と高ストレス者が部屋に取り入れている色の違いについてまとめられていました。
人間の心身の状態と色は、深い関係があるためインテリアの色(内装に限らず様々な空間での色使い)がストレスに影響するということももっと意識されるようになると良いですね。
ちなみに、赤は脈拍数や心拍数が増え緊張度が高まる、青はその逆で鎮静作用があるというのはよく聞く話なのでご存知の方も多いと思いますが、それだけでなく色彩心理を知るとさらにストレスケアにつながると思います。
この記事では黒は高ストレス者よりも低ストレス者がより選ぶ傾向にあるようで、納得な部分もあります。ただストレスが多いからこの色を選んでいるのか、この色を部屋に選んでいるのでストレスを溜め込んでしまうのか、という解釈の仕方によっては「黒はダメだと」いうことは一概にも言えませんよね。
その場所で過ごす人にとって良い色というのがありますので、「この色がオススメ」という情報に乗っかるのではなく、色の意味や効果を考えるというのが大切です。
色彩心理は、住宅のインテリアやエクステリアを始め、建築物などの景観に関係するところまで過ごしやすい空間作りに欠かせないものですので、
住宅メーカーや、不動産、建築関係の業種の方向けの勉強会やセミナーなども承っておりますので、是非ご相談ください。
配色だけでなく、快適な暮らしのために必要な色について、幅広くお話しいたします。
色彩心理とは
好きな色や嫌いな色、ふと選ぶ色などにはその方の心の状態や、体調などが現れていることが多いです。このような色と人間の心理的・生理的状態の関係についてまとめられたものが色彩心理です。
一般的には、この色を見たらどんなイメージがするかを色彩心理として捉えられていますが、それだけでなく、どのような心理状態の時にこの色が気になるのか(潜在心理)というものが色彩心理の本質の部分です。
風水やスピリチュアル系なものとは関係がなく、臨床例の積み重ねで築きあげられてきたものです。
ですので、教育の現場や保育、介護、医療の現場など公共の色彩にも活用いただける内容です。
色彩心理のワークショップや講座も
簡単な色遊びを通して、色彩心理を体験するワークショップ(カラーリクリエーション®️)や、色彩心理を本格的に知りたい方への養成講座も行っております。特別な道具を使用しないので、子供から高齢者まで楽しんでいただけるようなイベントなども企画いたしますので、ご興味があればご相談ください。
また、"仕事で活かせる色彩心理"を、企業でのスタッフ研修や講習会にオススメです。ご希望に応じて企画いたしますのでこちらもご相談ください。