男性カラーコンサルタント エクスカラーのブログ

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福岡で建築物の色が周りに迷惑をかけているケース

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この土日は見事な秋晴れで、写真でも撮ろうと歩いていたら、信じられない光景を目にしました。


住宅街の中に、真っ赤な壁の色の店舗があったのですが、その色が反射して向かいの住宅の壁に映り込んでいたんです。上がそのときの写真。右半分が赤くなってますよね。


店の壁の赤色というのも血よりも鮮やかな色で、ただでさえ住宅街から完全に浮いているのですが、それだけでなく周りにまで迷惑をかけているという状況です。特に晴れた日だったので、反射が強く余計に目立ちました。


皆さんだったら、どう思いますか?

個人の自由でしょうか?


念願のマイホームを建てて、窓から見える景色が真っ赤な壁だったら。色々悩んで決めた外壁の色がこんな風になったら。色は刺激なので、心身に対する影響を無視して考えると思っても見なかった弊害が生まれます。アクセントならまだしも、壁一面という使い方にも問題があります。


よく、住宅の色が奇抜すぎて問題になるケースもありますが、家の外側は景観の一部。住民の共有物です。


一人一人の意識も必要ですが、自治体が色に関するガイドラインを作る、施工業者がこのままではマズイと指摘できるように、色の意味や効果を知っておくなどのことも大事かもしれませんね。


みなさんの街ではどうですか?