本日、お腹が空いて、寿司屋のホームページを見ていたのですが、
なぜか写真が全く美味しそうに見えない...
決してお店の悪口を言っているわけではなく、WEBページの問題でもなく実はこちら側に原因あり。
そういえば、いつも使っているのとは違うパソコンでした。自分のパソコンは色の校正(カラーマネジメント)を行なっているので正しい色が表示されているのですが、行なっていないパソコンではこんなに美味しくなさそうに見えるのかと驚きました。
2枚の写真は、お店のホームページの写真ではありませんが、試しに寿司の写真を使って2台のパソコンで比較して見ました。上の写真はマグロの色がドス黒く見えるし、全体的に青白く見えます。鮮度も低そう。下の方が正しい色が表示されているパソコンで見た画像です。
ということで本日の夕食は寿司になりました。
今回のことで、改めて実感した大事なこと。
1つ目は、パソコンの色管理の重要性。
パソコンの色は、買ったばかりだからと言って、高価なものだからと言って"正しい色"が見えているとは限りません。色が大事な仕事をされている方は、パソコンの色管理ができていないと、こんなことが起こってしまいます。
2つ目は、ほんの少しの色の違いで印象が大きく変わること。
パーソナルカラー診断でもアシストライト(標準光)を使っているように、微妙な照明の違いや、画像の色味で、本来の魅力が失われて見えてしまいます。食べ物が美味しそうに見えないというのは、商品の売り上げにも影響する大問題ですね。お店のディスプレイでの色の見え方や、商品の画像の色の見え方、ぜひご注意ください。
「思った色が出ない」といったパソコンやプリンタなどのデジタル機器の色の管理についてや、商品の画像の正しい色の撮り方に関するご相談なども、お気軽にご相談ください。