福岡のカラーコンサルタント有吉です。今日は朝から、喉がやられて声が1日出ませんでした。
話は変わって・・・写真のような、こういうのぼりを皆さんも見かけませんか?先日福岡市内で、何気に見てみると"色と書いていることが一致していない"のぼりを見つけました。
看板やのぼりは広告のために立てているので、人に見て欲しいと思うのは当たり前なのですが、目立たせることばかりを考えていませんか?人間は、目立つ色だけに反応しているわけではありません。その人の心や体の状態に合う色を求めているのです。「目立つ色=印象に残る色」ではないのですね。
もう一つは、言葉と色のイメージが一致しているかということ。いくら言葉が書かれているからといっても、色が伝えるメッセージが矛盾しているのも効果がないと思います。言葉よりも、色の方が人にとっては早く認識しますし、印象に残ります。色使いの失敗の一つは、違和感があることなのです。
そういった点で、色彩心理というのはとても大事で、皆さんが一番興味を持たれる分野かと思います。広告、商品開発やデザインなどにも大いに役立つのではないでしょうか。色彩心理の本はたくさん売られており、僕自身も幾つか読んだことはありますが、一般的な色のイメージのことを書いているだけのものが多く、実際に勉強してみるとそれらとは全然違いました。ネットで調べても出てこない情報で、おそらく皆さんご存知ない内容だと思います。
商品や広告デザイン、看板などの効果を上げるために、目立つ、奇抜な色を選び、”人の目を奪う”のではなく、人の"心をつかむ"色を使いましょう。色彩心理に関する勉強会やセミナー等もご相談ください。
この時期インフルエンザになった方も周りに多く、まだまだ冷え込みが厳しいので皆さんも体調にはくれぐれも気をつけてください。
ExColorでは九州・福岡で住環境のカラーコンサルティングを行っています。
住宅のカラープランニングから、店舗や病院・学校などの施設の色彩計画、
景観色彩に関するコンサルティングまで、色のご相談はお気軽にお問い合わせください。
また、建築関係の業者様向けには塗装の色選び・カラープランニング時に起こりやすい色のトラブルへの対策についてのアドバイスも行なっておりますのでご相談ください。
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ExColor カラーコンサルタント / 有吉知幸 まで