先日、企業様からのご依頼で、社員の方向けのパーソナルカラー診断とイメージコンサルティングを行いました。
まず、パーソナルカラー診断とイメージコンサルティングとは、ファッションやメイクで自分が輝く色や個性を生かすスタイルを知るというものなのですが、なぜこれがわざわざ社員研修として行われるのでしょうか?
なぜ、自分の色を知ることが社員のため、会社のためになるのでしょうか?
一般的な回答としては、「似合う色を着て第一印象をアップしましょう」というもの。
第一印象は◯秒で決まりますという話や、メラビアンの法則などは使い古されてきたパーソナルカラーの謳い文句。確かに印象は大事、営業や販売を行っている方の身だしなみのためにパーソナルカラーを取り入れるのは大事です。ただそれはもう当たり前のことすぎて、なんの目新しさもないのです。
それはもう平成いや昭和の考え方かもしれません。
今回ご依頼くださった企業の方から、目的をヒアリングしたところ、
「心の健康」「前向きに歳を重ねる」
といったワードが出てきました。
第一印象という外見磨きではなく、内面に目を向けているということが特徴です。まずは社員一人一人が心身ともに健康でいることが、前向きに働ける状態でいることが会社にとって何より大事という、企業様の姿勢がよく現れている様に感じます。
パーソナルカラーとは、似合う色を着て見た目が良くなって、人から褒められてオシャレが楽しくなるという単純なものではありません。
もっと深い意味で、
自分の色を知ることは、自分が持つ人とは違う個性を知り、それを肯定的に捉える、自己肯定につながるもの。
だからこそ、自信が持って自分を認め、お互いの個性を認め合い、コミュニケーションの円滑化や、一人一人の個性を伸ばす豊かな会社を作ることができるのです。
今回も、研修を受けてくださった方からは、ありのままの自分でいたい、いつまでも前向きに歳を重ねていきたい、自慢の母親でいたい、などこれから先に対するポジティブなビジョンをいただきました。
ファッションや色というのは、自分を作るための一部ではありますが、迷いのない自分軸を作るための、一つのきっかけになるのです。
女性限定のお店が多い中、男性と女性ともにコンサルを行っている当店だからこそ、社員研修など性別年齢問わずお話ができることがあります。
ここでお話ししたパーソナルカラー/イメージコンサルティングとは別に、「色彩心理」というテーマも社員研修にオススメのテーマです。こちらもストレスケアや心の健康につながります。職種や業種に合わせて内容もご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
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