前回は、イメージコンサルティングについてお話をしましたが、では実際にメニューの中にはどのような内容が含まれるか?について今日は書きたいと思います。
ファッションは色だけで解決することばかりではありません。もしかすると、皆さんがお困りのことが、イメージコンサルティングで解決できることがあるかもしれませんので、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。
まずは、イメージコンサルティングの流れは、
という流れになります。
1. ヒアリング
まずは、イメージコンサルティングを受けようと思ったきっかけをお聞きします。ファッションを考える上で、自分らしさを大事にするかorなりたいイメージ像や見られたいイメージを重視するのか、仕事でのファッションorプライベートなファッションなど、お客様の目的やファッションのTPOを踏まえた上でご提案していますので、とても大事な部分です。
また、ファッションに対する価値観の違いも考慮します。例えば服をできるだけ持ちたくない方には、通勤でもプライベートでもお出かけでも使えそうなファッションを考えます(職種やオフィスでも着るものかなども...)。逆に仕事とプライベートなどをきっちり分けたい方なら、それぞれのシーンで分けて考えます。
ファッションはその人のライフスタイルそのものですから、顔や体型だけでこれが似合います、と決めずにお一人お一人の状況に合わせてご提案するため、一番大事なステップが、このヒアリングです。
2. 輪郭や体型、顔立ちの分析
次に、ファッションの"似合う"を左右する外見的な個性の部分を、拝見してその方の魅力がどんなところにあるかをカウンセリングしていきます。体型は6タイプ、顔のイメージは9タイプのイメージに分けて傾向を考えていきますが、あくまでも分類することは最終目標ではなく、どんな良さを持つかを知るプロセスです。
3. ベストスタイルイメージの選定
2のカウンセリングを基に、9つのスタイルイメージの中からその方に合うスタイルを絞り込んでいきます。このスタイルしか絶対に合わない!ということはなく、少し幅をもたせたい方には、おすすめのイメージをいくつかご提案しますし、一番オススメが知りたい!という方には、ベストなスタイルをお一つオススメします。
4. スタイルイメージのアドバイス
スタイルの方向性が決まったら、年代やテイストに合った雑誌をご提案いたします。それを見ながら、全体のスタイリングやアイテムの選び方の基準についてもお話をしていきます。最後にはアドバイスシートを記入してお渡しします。
アドバイスシートの内容としては、素材感や、柄の大きさや種類、ネックラインや襟の形、アクセサリのデザイン、全体的なスタイリングの特徴について記入します。
5. 質疑応答
ご提案内容について、わからなかった点、説明が足りない点などを確認いたします。なお、アフターフォローとして、ご不明な点などをメールやLINEでご質問いただけますので、お家に帰られてわからなくなったこと、聞くのを忘れていたことなども、遠慮なくお知らせください。
ファッションは、すごく難しいものです。自由であり、曖昧であり、セオリー通りのスタイルだけでなくイレギュラーなところに、抜け感を感じたりおしゃれを感じたりもします。イメージコンサルティングでご提案できるのは、自分のスタイル作りの"方向性"や"軸作り"についてです。
何時間かけてアドバイスを行っても、実際に買い物をして着てみて、自分に落とし込んでいかなければ身につかないのがファッションです。ですから、皆様ご自身でも試行錯誤しながら新しい発見をしていただきたいと思っています。
私たち自身も受けて見たときに、一回のコンサルテーションで全てを完全に納得できたわけではなく、その後に自分なりに試しながら納得しています。
その中で、難しいことやわからないことを、再びご相談いただくことで少しずつ納得していけると思います。
パーソナルカラーもイメージコンサルティングも、一度で終わりではなく、最初の一回はあくまで入り口です。よくわからなくなったから、やめてしまったでは勿体ないので、定期的なフォローレッスンもご利用いただければと思います。
また、1時間はお客様のための時間ですから、わかっている内容をお話しするのも勿体ないです。事前にこれが知りたいという内容をメールなどでお知らせいただければその準備もできますので、遠慮なくおっしゃってくださいね。
カラーコンサルタント/有吉知幸
--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント
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