男性カラーコンサルタント エクスカラーのブログ

福岡のカラーコンサルタントがモノ・コトの可能性を拡げる"色"の情報をお届けします。

自分らしく楽しむ!パーソナルカラーと上手に付き合う秘訣(3)

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こんばんは、ここ数日は暖かい日が続き、ご来店のお客様のファッションから春を感じるようになって来ました。また、この時期は高校を卒業したばかりの方も増えて来て、とてもフレッシュな気分になります。

 

エクスカラーでは、パーソナルカラー診断の他にもメニューをご用意しているのですが、その一つがイメージコンサルティング

何をするかというと、自分の個性を生かしたファッションスタイルを考えるというものです。

具体的には、柄や素材感、細かいところではアクセサリの選び方やネックラインの形、そして最終的にはオススメ雑誌のご提案まで(男性の場合は雑誌が少ないため、ブランドなどをご提案することが多いです)。

 

パーソナルカラーでわかることは、あくまでも"色"であり、形や素材感などデザインまでは詳しく提案できません。

つまり、同じSpringの人でも、似合うファッションスタイル(テイスト)が同じとは限らず、その場合は、いくらパーソナルカラーを忠実に守ったところで解決しないことが出てくるということです。つまりパーソナルカラーだからなんでも似合うかどうか...ということです。

 

「ファッションの要素は色だけではない」

 

ということはパーソナルカラーだけでは自分のファッションは完成しないということなのです。

またイメージコンサルティングで自分のスタイルがわかると、パーソナルカラーでなくてもどんな色でも割と着こなせるようになる(色にこだわらなくて済む)という良さもあります。

パーソナルカラーが好きな色ではなかった...残念だった。という方には、メリットではないでしょうか。

 

本来は、パーソナルカラー診断+イメージコンサルティングはセットというのが基本であり、エクスカラーでもこれをベーシックコースとしています。今はパーソナルカラーだけが一人歩きをしているという状況でしょうか。

 

最近では4分類も細かい分類法のパーソナルカラー診断が増えています。それぞれの長所短所はありますが、色を細かく分類しても、ファッションに落とし込んだ時に大事な要素は"別にある"ため、ファッション全体では大きな解決には繋がらないのです。

 

また、最近では、骨格診断、顔タイプ診断というものがあり、イメージコンサルティングに対する関心が高まっておりますが、こちらで行うイメージコンサルティングでも、骨格や体型、顔のイメージの分析がベースになっております。

ただし、最終的には皆様のライフスタイル、趣味や嗜好等も考慮し、ただ"外見にあっている"だけでなく、その人の"軸"を作るファッションスタイルを一緒に考えます。

つまり、自分ならではのファッションとは何がコンセプトにあるのか?ということ。軸を作るというのは自分のスタイルのコンセプトをはっきりさせるというもの。

 

似合っている、スタイル良く見せる、だけが重視されるものではなく、自分の個性全てを踏まえて考えます。体型カバーしないといけない...という考え自体がそもそも必要なのでしょうか?

そういったネガティブなファッションではなく、自分らしさを楽しむ、自己肯定につながるファッションスタイルを考えるのがイメージコンサルティングです。

 

〇〇診断系も、必ずしもすべての結果が辻褄が合うとは限らず、別々に診断を受けると矛盾したことになりどう落とし込んで良いか分からなくなることもあります。骨格も、顔タイプも決して無視はしませんが、うまくバランスをとりその人らしさを生かしたファッションをご提案したいと考えています。

 

イメージコンサルティングは、パーソナルカラーの効果をより引き出すもの、パーソナルカラーに縛られずに色を楽しむものであり、自分らしいスタイルの完成形のようなものです。

 

パーソナルカラー診断を受けた方は、次はイメージコンサルティングいかがでしょうか?お問い合わせお待ちしております(LINEから可能)。

 

 

カラーコンサルタント/有吉知幸
--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント

▼ご予約などはこちらから(クリックするとリンク画面が開きます)

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ドメイン指定受信などの設定にお気をつけください。

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自分らしく楽しむ!パーソナルカラーと上手に付き合う秘訣(2)

標準光パーソナルカラー診断福岡2021

 

早いものでもう3月、福岡も緊急事態宣言が解除となり、少しずつ外出をする機会が増えてくる季節ではないかと思います。

 

このタイトルの内容は、特にパーソナルカラー診断を受けてくださった方に向けての内容になります。

さて、今日のテーマは、パーソナルカラーを受けてオススメの色はわかったけど、「どうやって取り入れようか...」という方に向けて...

 

今まで使ったようなことがない色がパーソナルカラーだった、無難な色は着ているけど、色物は全く...という方が多いのが事実で、どうやって着たらいいか?と戸惑われている方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで、オススメしたいのはこれまでの自分のスタイルに、

「+1(プラスワンアイテム)」で考えてみる!ということです。

 

全身をきっちりコーディネートしようとすると、お金もかかります。それに、今まで好きで選んだものも大事にしたいじゃないですか?

 

だからこそ、言い方は悪いですが、無いよりもあったほうがいい!というスタンスでいくととても楽です。そして、そのうちに自然と色が揃って着てパーソナルカラーのコーディネートが自然とできるようになります。

 

決してこれだけが正解ではないですが、ぜひ一つのアイデアとして参考になればと思います。

 

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STEP1 合わせやすいベーシックカラーを+1

 

ベーシックカラー(基調色)とは、ファッションでよく使う、ベースとなる色、基本的に皆さんが絶対と言っていいほど持っている色です。例えば、白、黒、グレイ、紺、ベージュ、茶など...上の図でいくと、真ん中の白の枠の中の色です(もちろんこれだけではありません)。

持ってますよね?よく皆さんは"無難"な色とおっしゃいますが、言い換えると色の組み合わせがしやすい色なのです。色物を組み合わせるのは難しいのですが、ベーシックカラーの組み合わせは、それほど難しくありません。

それから、着まわしのことを考えると、とても便利なのもベーシックカラーなのです。

ということで、自分のパーソナルカラーのベーシックカラーをまずは取り入れてみてください。

 

STEP2 差し色に色物を+1

 

ベーシックカラーはもう持ってるよ...という方は、いよいよ色物にチャレンジ。とは言っても、全身がカラフルなコーデになることはまずありません。考えやすいのは、ベーシックカラー+差し色を1色という感じでしょうか。ベーシックカラーは上に書いたように何にでも合いやすい色。だからこそベーシックカラーが自分のパーソナルカラーでなくても、色物の方で自分の得意な色を取り入れる...ということもできます。

 

例えば、Springの方でも、黒やネイビーのボトムスにSpringの色トップスを持ってくるなど...

私もSpringですが、デニムは何にでも合うので気にせず履いています。トップスの方にSpringの色を持ってくるようにしていますよ。

特に、トップスで顔まわりに持ってくると良いですね。または首回りの小物、ネクタイ、マフラー、スカーフ、ストールなど...もオススメですし、顔まわりと行かなくても、靴やバッグなど小物で用いるのも個性が出ていいですね。

 

STEP3 揃ってきたら全身でコーディネートしてみる

 

ある程度、パーソナルカラーのものが揃って着たら、全身でコーディネートしてみるといいでしょう。その時もベーシックカラーが中心だとまとまりやすいです。全身が揃うととても春夏秋冬それぞれの魅力がとっても引き立ち、これまで以上にさらに魅力的に見えると思います。

 

STEP4 敢えて色をハズす

 

ある程度、慣れてくると、パーソナルカラーばっかりで逆に同じ色ばっかりになって着た...という現象が訪れます。例えば、Autumnの方は茶色やベージュばっかりになる...など

 

パーソナルカラーとはあくまでも自分の魅力を再発見するためのもので、きっちり完璧なコーディネートをすることを求めるものではありません。ファッションも、ハズす、崩すということが垢抜けるコツだったり、個性の出し方だったりするように、きっちり...ではなく使いたい色を取り入れることも楽しむコツです。

その時は、STEP1、2を参考にしていただくといいと思います。そして、ファッションの要素は色だけでなくデザイン、もありますので、色ばかりが自分の個性と捉える必要もありません。それについては次回お話ししますね。

 

春は、新しい一年の始まりの季節。ぜひ、色選びも新しいものにチャレンジしてみてください。

ご相談などはLINEでも受付けております。是非お気軽に。

 

前回の記事はコチラ

excolor.hatenablog.com

 

自分らしく楽しむ!パーソナルカラーと上手に付き合う秘訣(1)

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昨日は、福岡でも春一番ということで、もう春の準備が必要になってきました。今日もとても暖かく、一気に春物へシフトという感じでしょうか👕👚

ご来店されるお客様も、"春ファッションの買い物に行きたいから"という理由の方も増えてきました。

 

LINE登録してくださっている皆様には、実際にパーソナルカラー診断を受けてみて、どのように取り入れて行こうかと考えている方に、少しでも何か参考になるような情報をお届けしたいと思います。

 

今日は、「春に向けての色選び」についてー

 

イエベ春の方にとっては、得意な色が沢山出回る時期でもあり、特に難しいとはないかもしれません。

むしろそれ以外のタイプの方、春の色どう取り入れようか?というところですね。春になると、暖かくなり明るめの春らしい色を着たくなる方も多いと思いますので、特に使いやすそうな色をご紹介します。

 

今回は特に出番の多いベーシックカラーについて

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もちろんこれだけというわけではありませんが、各グループの中でも明るめの色を選びました。(お渡ししている紙の色見本ではわかりにくい色もあるかもしれませんが)

どのグループの中にも明るい色、鮮やかな色、深めの色、落ち着いた色、様々な雰囲気の色が入っています。

 

自分のパーソナルカラーの中でも、雰囲気を使い分けることができますので、同じように季節によっても使いやすい色を使ってみてはいかがでしょうか。

 

●SPRING(イエベ春)

基本的に、得意な色が春らしい色なので、この時期は季節感がなくて困る...ということはないでしょう。色ものも多く出回る時期ですのでぜひチャレンジしてみてください。

キャメルなどの明るめのブラウンももちろん🙆‍♂️です。グレーは明るめの方ウォームグレイ(温かみがあるグレイ)がいいですね。

 

●AUTUMN(イエベ秋)

春よりも暗い深い色の多い秋のグループですが、明るめの穏やかな色もあります。ベージュ系やオリーブの色、生成りの色などのアースカラーはとても使いやすく春らしい色です。濃いめのブラウンなども全体に使わず、明るい色と組み合わせて使ってみてはいかがでしょうか?SPRINGとは同じイエローベースなので、SPRINGが全然合わないことなんてありません。イエローベースというくくりで、春の色もMIXで取り入れてみるのもいいですね。

 

●SUMMER(ブルベ夏)

SPRINGと同じく柔らかいソフトな色が多い夏のグループ、あまり黄色味の強くないベージュ(ローズベージュなど)や、オフホワイト、ライトグレイなどがオススメです。夏にかけても涼しげな印象で使いやすいですね。春らしいパステル系の色を組み合わせてはいかがでしょうか。

 

●WINTER(ブルベ冬)

SUMMERと同じく、黄みの強くないベージュ系がオススメです。上の画像だと、SUMMERと微妙な違いがよくわからない...と思われるかもしれませんが、そういう場合は"どちらでも結構"です。WINTERの色は、よりクリアな印象です。真っ白や、白に少し色味が入ったアイシーカラーも使いやすいですよ。

 

 

ご来店の方には、カラーチャートをお渡ししておりますので、それを参考にしていただけるといいと思います。

ただ紙の色は印刷上の限界でわかりにくい色も多いので、よく違いがわからない色も多いと思います。

サロンの方では、別売りで布製の色見本(税抜き¥2,500 ご来店された方限定の価格)を販売しておりますので、必要な方はお問い合わせください(郵送可)。

服の色、メイクの色も参考にもなり、色褪せない素材で30年近くは保つ、安心の国産品質です。手帳サイズなのでバックに入れて持ち運びもしやすいです☝️

 

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この記事は特に、パーソナルカラー診断を受けてくださった方向けにお送りしています。皆様の方からも何かリクエストがあれば、ぜひお知らせくださいね。

 

また、ご紹介のお客様が増えておりますが、一緒にご来店いただき診断の様子をご覧いただくことも可能です。自分と違うタイプの人を見ると、またとても面白いですよ。お友達やご家族とご一緒にどうぞ。

ご予約等はLINEからでOKです!

 

では、よい一日を!

実は多くの人が知らないパーソナルカラー診断の基本(11)

標準光パーソナルカラー診断福岡

こんにちは、福岡のカラーコンサルタント エクスカラーです。

只今福岡でも緊急事態宣言発令中のため、外出を自粛している方に、パーソナルカラーをより楽しく知ってもらうために、色々な情報をお届けしたいと思います。

 

これまでお話しして来たパーソナルカラーの基本も今回で11回目。今日は、パーソナルカラー診断を受ける時の注意について。

 

それは、ノーメイクの状態で診断をしてもらうということです。

女性にとってはとてもハードルが高いことは重々承知しております。

 

ただ、やはりメイクをしたままだと本当に合っているかどうか、わかりにくくなるのです。実際にメイクをしたまま診断を受けたけど、結局しっくりいかず気になって受け直す方は何名もいらっしゃいます。

どうしても、その時のメイクに合う色がしっくりいくと感じてしまうからなのです。

 

そもそも、そのメイクの色がベストかどうか?

を知るのがパーソナルカラー診断ですよね?

意外と、今使っているメイクの色はパーソナルカラーと違う..という方はとても多いのです。

 

パーソナルカラー診断では、とても細かい部分を見ています。色なら腕の色でわかるのでは?と思うかもしれませんが、腕の色と顔の色って結構違うんです。それから腕は冷え性の方だと指先が赤くなりやすいですし、手を挙げていると色は少し黄みになります。つまり血流によって変化が大きく、部分によってムラがあるということ。

 

特にパーソナルカラー診断は顔の下に布を当てるわけですし、メイクの色も顔にのる色なので、肌の色と言っても顔の色がいちばん大事です。

それから、肌の質感も大事です。見ているのは色だけではありません。

 

目の印象もとても大事です。カラコンやマツエク、アートメイクなどで目の印象が変わってしまうと結果には影響する要素になります。

カラコンをした状態でいつもメイクをするので...という方もいらっしゃるのですが、"せっかくお金を払って診断を受ける"なら、と考えると無駄にならない方がいいかなと思います。

 

基本的には一生に一度なので、年を取っても変わらないもの。80歳までカラコンをしますか?今だけで考えずに、"これからも"ずっと使える色を見た方がよくありませんか?

 

だからこそ、プライベートな空間でゆっくりと誰にも見られずに受けられるということも大事にしています。

それから、自分に自信をもつ。それが何よりの大事なことなので、まずは自分の素の姿が変わるととても気持ちがいいものです。

 

パーソナルカラー診断を受ける時は完全にノーメイクで。まつエクをされる方はリペアのタイミング(ほぼ取れかかっている状態)でお越しください。

日焼け止めも、色は白でも光を反射する成分が入っていたりしてツヤ感が変わることもあるのでやはり取っていただきます。

 

プロならそれくらい見抜けるという見方もいるかもしれませんが、プロならそれだけ繊細な部分を見逃さないようにしっかりと見たいという思いです。

 

 

 

カラーコンサルタント/有吉知幸
--イルドクルール認定 標準光ベストカラーアナリスト/イメージコンサルタント

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実は多くの人が知らないパーソナルカラー診断の基本(10)

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こんにちは、福岡のカラーコンサルタント エクスカラーです。

只今福岡でも緊急事態宣言発令中のため、外出を自粛している方に、パーソナルカラーをより楽しく知ってもらうために、色々な情報をお届けしたいと思います。

 

今回の話は、意外と皆さんが知らないパーソナルカラーって何?という話です

 

おそらく、興味がある方がこれをご覧くださっていると思うので、そんくらいは知っているよ!と思われるかもしれませんが。

 

「パーソナルカラー=似合う色」ではありません!

 

え!?と思われた方、いませんか?

 

厳密にいうと、似合う色は沢山あります。"似合わせられる、着こなせる"という言い方の方がいいかもしれません。パーソナルカラー以外でもどんな色でも着こなせると思うのです。

ファッションの要素は色だけではなく、デザインや、素材感、柄なども関係ありますよね?おしゃれな方はどんなものでもうまくスタイリングして、上手に取り入れられています。

だからこそ、ファッション好きな方からすると、色なんて関係なく何でも取り入れられる。色に縛られるなんてオシャレじゃない、と思うかもしれません。

 

それはその通りだと思います。

 

ではパーソナルカラーって何なの?という話に戻ります。

 

「パーソナルカラー=個性を輝かせる色」です。

その人の持つ良さを引きたたせるのはどういう色か?という見方をします。

 

ただ似合うっていうより、「その人が着るとなんか違う!」というくらいの色なのです。あの人が着るとすごく素敵なのに、自分だとあまり垢抜けないんだよな...っていう色ありませんか?

だから、パーソナルカラーが◯でその他は×なのではなく、パーソナルカラーは◎でそれ以外は、◯か△かもしれないということなのです。

 

パーソナルカラー診断というと、個性を磨き上げるために知るもの。

「自分の似合う色は明るい色なのねー」ではなく、自分の魅力というのは優しい、フェミニンな雰囲気なのか...そこを活かしたファッションにすると誰にも真似できない自分らしいスタイルができるのか...というのを知ることなのです。

 

だとすると、パーソナルカラーがあれもこれもと沢山あると、個性がぼやけませんか?スプリングもいいけどサマーもいい、あれも似合うこれも似合うと言ってはキリがありません。じゃあ自分の良さは何なんだ?となります。

その人のいちばんの良さはどこか?を見つけて行くのがパーソナルカラーリストの役目だと思っています。

こちらのサロンで、どちらもいい、中間のタイプという言い方をしないのはそういうことです。

 

自分自身も、パーソナルカラー以外の色も着ますよ?大事な場面ならやっぱりパーソナルカラーを取り入れようと思いますが、それ以外なら着たい服もあります。別に似合ってないとは思いませんし、周りからおかしいとも言われません。

(でもそれはパーソナルカラーを知って、取り入れ方を工夫しているからかもしれませんし、デザインなどは自分に合うものを選んでいるからかもしれませんが..)

 

なぜこのことを話したかというと、これを知っておくと、パーソナルカラーに縛られすぎなくて済むからです。

パーソナルカラーの目的や意味がわかっていないと、こうでなければとだんだん選択肢を狭め、楽しくなくなっていくからです。

 

ちょっとは外す、崩すということも垢抜けるコツかもしれませんし、特に10代20代のうちは、色んなファッションや色を楽しめる時期なので、好きを大事にすることです。

 

 

カラーコンサルタント/有吉知幸
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実は多くの人が知らないパーソナルカラー診断の基本(9)

パーソナルカラー診断の照明の重要性

こんにちは、福岡のカラーコンサルタント エクスカラーです。

只今福岡でも緊急事態宣言発令中のため、外出を自粛している方に、パーソナルカラーをより楽しく知ってもらうために、色々な情報をお届けしたいと思います。

 

先日に引き続き、照明の話です。

色を見る時は、照明の質が色の見え方に大きく影響するので、パーソナルカラー診断に限らず、印刷やデザインなど色の管理が厳密な場所では、必ずと言っていいほど、色を見るための専用の照明を使用しています。

 

最近では、SNSなどでもパーソナルカラー診断をしている風景を見かけますが、写真を見ただけでも、この条件は良くないのでは??というものがとても多いです。というかほとんど。

なので、今回は良く見かけるけどパーソナルカラーに向かない照明をお話ししますね。

 

まず、

  1. 自然光を使用する場合
  2. 人工の照明を使用している場合

に大きく分かれます。

 

1. 自然光の場合

 

自然光で診断をする場合は、下記の条件が適切な条件とされています。

「晴れた日(雲がない晴天)の正午前後1時間程度の北側の窓から入ってくる間接光」

つまり、自然光でカラー診断を行うなら、こんな場合は良くない例です。

  • 曇りの日、雨の日(晴れていても雲があっては不適)
  • 朝方や、夕方、夜間の診断
  • 直射日光が当たる窓際の診断

上記のような条件を満たす日数は一年でも僅か。だから自然光で診断をするなんて非現実的なのです。日照条件は刻一刻と変わります。診断をしている途中で、色の見え方が変わっているなんて、誰が見てもいいとは思えませんよね。

 

2. 人工の照明の場合

 

よって、不安定な自然光に頼らず人工の照明を使用した方が、安定的にいつも同じ条件で見られるのは明らかです。ただ、人工の照明はその質がピンキリなのです。

特にこんな光は注意

  • 鏡の周りにライトが埋め込まれたような照明
  • 鏡にクリップで付けられた撮影用のようなスポットライト
  • 明らかに白くないカフェや店舗の照明
  • デパートやショッピングモールなどの売り場や通路での備え付けの照明

もちろん、これは皆さんでもわかる、明らかに有りえない照明です。その他にも一見白く見えているけど、カラー診断には使えない照明もいっぱいあります。

見た目を明るくするために使うライトと色を正しく見るためのライトは根本的に違うので、意味が良くわかってなくて使われているようです。

 

だからこそ、パーソナルカラー診断を受ける前には、ちゃんとどんな照明を使用しているか調べることが大事です。

 

パーソナルカラーリストは色の勉強をちゃんとしている人。おしゃれセンスで布を当て比べしているわけではありません。

色の知識がある人は、照明の知識もちゃんと持っていますので、照明の管理が行き届いたところは、そういう点で信用できる要素があるサロンです。もちろん他にもありますけどね。

 

ちなみに、現在は照明が蛍光灯からLEDにだんだん移行していますが、当サロンでは蛍光灯を使用します。

単純に、性能としてまだ蛍光灯のほうが良いからという点と、顔を照らす時に目に入った時の安全性を踏まえてのことです。

 

LEDの光って直視するとすごく眩しくてずっと見ていると刺激が強すぎます。商品によっては「直接見てはいけない」というものもあるのがLED

一方、蛍光灯は紫外線が心配という方もいますが、紫外線をカットした蛍光灯を使用しますので、日焼けの心配はありません。

 

血管の色が、肌の色がというどうでもいい話はすごく広まるのに、もっと肝心な照明の話が広まらないのはなぜか?

  • パーソナルカラーリストがそのことを知らない(勉強不足)
  • どうしていいかわからないから諦めている
  • 自分の力があれば照明なんて関係ないと思っているから(知識不足)

などが考えられます

 

今やパーソナルカラーブームで、色々なサロン、色々な職業の方がやられているからこそ知っていただきたい内容です。

私自身も、自分が実力がある凄い人間なんて思っていません。一人のパーソナルカラーリストとして、やるべき準備はちゃんと考えて行わないと、最終的に困るのはお客様自身なので、細心の注意を払って診断を行いたいのです。

 

 このブログを見た方、他の方にも教えてあげてくださいね。

 

 

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実は多くの人が知らないパーソナルカラー診断の基本(8)

パーソナルカラー診断の照明は標準光で@福岡

こんにちは、福岡のカラーコンサルタント エクスカラーです。

只今福岡でも緊急事態宣言発令中のため、外出を自粛している方に、パーソナルカラーをより楽しく知ってもらうために、色々な情報をお届けしたいと思います。

 

今日は、前回に引き続き、なぜパーソナルカラー診断の結果が分かれるのかという話です。

前回書いたように、人的な要因と環境的要因があり、環境的要因の一つが「照明」による影響です。

excolor.hatenablog.com

今回はその照明についての話。

 

お客様とお話をしていると、よくこのような話を耳にします。

  • 洗面所でメイクをして外に出たら、メイクに失敗してたことに気づいた
  • 店でタッチアップした時は良かったのに、帰って見たら馴染んでなかった
  • お店で選んだ服が外に出ると全然違って見えた など...

皆さんは思い当たりませんか?おそらくあると思います。

 

では、なぜだと思いますか?

 

私たちが見ている色というのは、光が物体に当たって反射しているものです。つまり"照明の一部分"を見ているということ。

だからこそ、照明の種類によって私たちが認識する色は変わって見えるということです。

 

照明の種類というと、例えば飲食店ではオレンジが混ざったような暖かい光、会社や学校で使われている少し青白いような光、など種類が色々あり、当然のことながら見た目の色が違うわけで、その照明を当てて見る色は同じものであっても変わってしまうということです。

ここまでは、おそらく皆さん予想がつくと思うのです。

 

では、パーソナルカラー診断に置き換えても同じことなのですが...

このように思う方もいらっしゃるかと思います。

 

確かに、人間の肌の色も見え方も変わるけど、布の色の見え方も同じように光が当たって変わるわけだから、同じ条件なら光は関係ないのでは??

 

一見筋の通った理論のように感じますが、もちろん正しくはないです。

 

例えば、黒は全部の光を吸収して反射するので、どんな照明になろうが黒のままです。

白は全ての光を反射するので、赤みの照明では赤みを帯びた白、青みの照明では青みを帯びた白に見えます。

 

ということは、同じ照明に当たっていたとしても、色が本来と変わって見えるという"ズレ方"は一定ではないのです。

だから、同じように光が当たっているから関係ないわけではないのです。

 

もっと詳しくと言う方は、こちらを参考に

第7回 色を見るときは、色温度だけではなく演色性にも気をつけよう | そうだったのか!デジタルフォトの色 | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO

 

 

それから、診断をする人のスキルでは?と思う方もいるかもしれません。どんな照明でも見抜けるのがプロだろうと。

 

これもむしろ逆。プロなら、上記のような色の見え方、光の反射について知っているからこそ照明に一番気を使うのです。

 

実際に、印刷の現場、デザイン、カメラのレタッチをする方々、つまり特に色にシビアな方々は、私たちも使用している色専用の照明を使用しています。

 

「色評価用」という照明が存在すること自体が、色を評価する上で光が大事だということの証明ですし、上記の現場では、ベテランだからキャリアがあるから照明なんて関係ない、なんて言う人はいないと思います。

 

経験があれば、本来の色と多少違って見えても、パーソナルカラーを見抜けるはずと言う理屈は、

私の舌は絶対だから、ガム噛みながらでもワインの本来の味がわかります。と言っているようなものです。

 

そりゃあできることもあるでしょうけど、

まずプロとしてやらない...ということなんです。

 

 

 

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