先日、2017年奈良で行われる国民文化祭のロゴマークの費用について
問題になっていました。 ロゴマークの制作に540万円という話でした。
皆さんはどう思われるかわかりませんが、 私が思うのは、金額の問題以前に 東京の会社に発注しなくてよかったのでは、という点です。
奈良のデザイン会社やデザイナーに依頼したり、公募したり するという方法もあります。 東京五輪も公募で素晴らしいロゴができました。 デザインの費用の妥当性というのは、 正直素人にはわからない部分もありますが、 奈良のことをよく知る人に、作ってもらった方が愛着もわくし より魅力的なものができるはずです。
なんでもかんでも東京の会社にとか、有名デザイナーにというのは もうそんな時代ではような気がします。 付加価値はネームバリューのことではないのではないでしょうか。
ロゴに限らず、建築などでも 福岡に何回来たことあるのですか?というような人に 設計してもらわなくても、福岡をよく知る地元の建築家にお願いした方が いいと思いませんか。
色も同じで、気候・風土・歴史が違えば街づくりの色は違います。 福岡や九州の土地をよく知る人にカラープランニングを依頼しましょう。 そこに住んだり、育ったりしたことで体に染み込んだ感覚があるはずです。