男性カラーコンサルタント エクスカラーのブログ

福岡のカラーコンサルタントがモノ・コトの可能性を拡げる"色"の情報をお届けします。

地域ごとに違う"受け入れられやすい色"を色彩計画に取り入れる@福岡

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福岡の皆さん、GWはいかがお過ごしでいたか。天気も3日の大雨はすごかったですがそれ以外は割と過ごしやすい天気でしたね。今日からGW明けの人も多いのではないでしょうか。徐々に社会復帰していきましょう・・・。会社勤めしていた時は、9連休とかあったのですが、最後の日曜のサザエさんのテーマが切なすぎたのを覚えています。

 

昨日も福岡市内の天神を歩いている人もマスクをしている方が多かったですが、今日も黄砂がバンバン飛んでいるみたいです。上の画像は家からの景色なんですが、普段は向こうの山の稜線がはっきり見えるのに、今日はほぼ見えません。鼻もいつも以上に詰まっております。

 

ところで色の好みは、日照条件や気候風土とも関係があると言われているのは皆さんご存知でしょうか。肌の色や瞳の色が違う理由と関係があるのは容易に想像できると思いますが、それと似た理由もあります。また、住んでいる地域によって、太陽の光の当たり方(色み)が変わるので同じものでも色の見え方も違うのです。その結果、どんな色が美しく見えるのかなどの感覚もそれぞれで、地域差が生まれていくようです。ちなみに、この地域によって太陽の色みが違うということは、パーソナルカラーを自然光でやってはいけない理由としても納得できますよね。

 

日本という割と狭い範囲でも好まれやすい色には違いがあって、東日本か西日本か、太平洋側か日本海側か、などでも傾向が分かれると言われています。もちろん九州でも福岡・佐賀でも違いますよ。

 

このような気候条件以外にも、その土地の歴史や伝統によっても好まれる色はそれぞれです。細かく言えば市町村単位で違うこともあるんですよ。そして、住んでいる人たちは、自然と取り入れているのでそのことに気づいていないことが多いのです。そういった地域によってよく取り入れられている色のことをエリアカラーと呼んでいます。新しい店舗や病院、また建物を建てる場合などには、地域の人に受け入れやすいようにこのエリアカラーをうまく取り入れるというのも一つの手です。

 

建築のカラープランニングを始め、色を考えるときは、写真を見るだけでは行えなくて、その土地に実際に行って、その場所で感じることを表現しないと意味がないということですね。そして、土地だけに限らず、そこにいる"人"に"ふさわしい"色を考えないといけないということだと思います。そして

 

ちなみに僕が住んでいる那珂川町も以前調査してみましたし、近いうちに別のエリアでも調査を行う予定ですので、機会があればまたご報告したいと思います。

 

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ExColorでは九州・福岡で住環境のカラーコンサルティングを行っています。
住宅のカラープランニングから、店舗や病院・学校などの施設の色彩計画、
景観色彩に関するコンサルティングまで、色のご相談はお気軽にお問い合わせください。

また、建築関係の業者様向けには塗装の色選び・カラープランニング時に起こりやすい色のトラブルへの対策についてのアドバイスも行なっておりますのでご相談ください。

ご相談は、カラーコンサルタント/ 有吉知幸 まで

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