男性カラーコンサルタント エクスカラーのブログ

福岡のカラーコンサルタントがモノ・コトの可能性を拡げる"色"の情報をお届けします。

学校や、病院、公共施設、人が集まる場所での色の大切な役割@福岡

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 昨日、洗濯物の中から相方のいない靴下が2つ出てきました。なかなかペアができないので、クローゼットの中を探してみると、これと同じ組み合わせが残っていました。要は、左右違うやつを履いていたようです。途中で気付くこともなく、堂々と1日履いていたんですね。以前、スーツを着ていた時、毎日似た柄の紺や黒の靴下を履いていたときでさえ、こんなことなかったのですが、これだけ違うものを間違えるとは…orz。生地感とかも全然違うんですけどね…。

 

今のところタイトルと全然関係ありませんでしたが、このことをきっかけに、改めて形<色なんだなと実感しました。色はよく確認しなくても一瞬で区別できます。でもデザインは注意深く見ないと区別できないですよね。って、自分をフォローしようとするとこのような結論に至りました。

 

ただ、この例に限らず、やはり色の方が印象に残るという例はいっぱいあると思います。例えば、目の前を高速で走り抜ける車があったとき、色は記憶できますが、車種まではなかなか特定できませんね。一瞬だけ何かの写真を見たとき、印象に残るのは◯◯色の何かがあった…という色の情報です(是非皆さんもやってみてください)。どれだけ人間は色情報を頼りに生きているかがわかると思います。

 

色は情報を一瞬で伝えることができます。

 

情報を整理する、識別しやすくするというときには、やはり色の区別をはっきりさせることが大事です。形よりも色、文字よりも色で区別する方が、直感的に感覚的に誰にでもわかりやすく伝わります。もちろん、色の見え方も人それぞれですから、ユニバーサルカラーデザインは必要です。人間は9割もの情報を目から得ていると言われていますので、”見やすい=過ごしやすい”なのです。美観のためだけでなく、色が視覚的にどう捉えられるのか、"必要な情報がちゃんと届くのか"という視点でも色を考えなければなりませんね。

 

福岡にも人が集まるような、学校などの教育機関、病院や施設、その他の公共施設などたくさんありますが、色彩心理や、色彩調和(カラーコーディネート)だけでなく、色の特性や人の色覚特性にも基づいて必要な情報を届けるための色彩計画を行うことが必要な場面が多々あります。これら全てのことに配慮しながら、バランスよく取り入れるということは、感覚だけを頼りに行うものではなく、色の知識がなければなかなか難しいです。 様々な視点から色彩計画のサポートをさせていただきますので、色でお困りでしたらご連絡ください。

 

 

エクスカラーは福岡佐賀を中心に九州で活動するカラーコンサルタントです。個人のお客様から法人のお客様まで、様々な場面、業種で必要とされるカラーの情報の提供や、教育などを、色についてお困りのことはご相談ください。

博多駅前通り(博多駅から徒歩5分)にあるビルなので、お仕事帰りや、休日のお出かけついでになどお越しください。お客様宅やオフィスへの出張もお受けいたします。

ご連絡は、カラーコンサルタント/ 有吉知幸 まで

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